子どものうちに矯正するメリットとは?
こんにちは。杉並区浜田山の浜田山ワイズ歯科 矯正歯科です。
矯正治療は成人してからでもできますが、子どものうちに矯正治療を受けることでしか得られないメリットがあります。本記事では、小児矯正のメリットについてご解説します。お子さまの矯正治療を検討している方のお役に立てれば幸いです。
■子どもの矯正、いつ頃はじめるのがベスト?
子どものうちに歯並びの問題を解決することは、成長期における歯や顎骨の発育に大きな影響を与えます。成長期に治療を行うことで、歯や顎の成長に合わせて適切な方向に導くことができます。
大人になってからでも矯正治療を受けることはできますが、顎の骨は、上顎が9~10歳頃まで発育すると言われており、正しい発育を促すためには、この時期までに顎を広げるなど、早い時期に対処する必要があります。
これまで小児矯正を始めるタイミングは「小学生になってからが目安」と言われていましたが、近年乳歯の治療で過蓋咬合や叢生が激増しているため、お子さまの歯並びが気になりはじめたタイミングで一度歯科医院を受診するのがおすすめです。
時期や年齢はあくまで参考程度として、お子さまひとり一人にあったタイミングで治療をスタートさせるのが理想です。
■子どものうちに矯正するメリット
小児矯正を受けるメリットとして下記のようなポイントがあげられます。
①成長期を利用して治療ができる
成長期は顎の骨の成長が盛んな時期なので、治療がスムーズに進みます。
②成人矯正よりも痛みが少ない
遅くても小学校低学年のうちにスタートできると、痛みも少なく治療を受けられます。
③健やかで適切な成長を促せる
小学生の時期は、健やかな成長にとても大切な時期です。矯正を受けることで、食べ方やお口まわりの筋肉のトレーニングなどの習慣を見直すきっかけができて悪習慣の改善につながります。
④抜歯のリスクが下がる
永久歯が生える前に矯正を受けることで、顎の幅を広げてスペースを作ることができるため、健康な歯を抜歯するリスクを減らすことができます。
■まとめ
成長の速度や口腔内の状態には個人差があるため、年齢で決めるのではなく、気になった時点で早めに歯科医院を受診することをおすすめします。小学校に入学する前のタイミングなどで、ぜひ1度ご相談にいらしてくださいね。スタッフ一同、みなさまのご来院を心よりお待ちしております。