口内炎でお困りの方は歯医者さんへ!
こんにちは。杉並区浜田山の歯医者、浜田山ワイズ歯科 矯正歯科です。
口内炎は粘膜疾患のひとつで多くの方が経験する症状ですが、口内炎ができても「自然治癒するだろう」「放っておいても治るだろう」と思っている方も多いのではないでしょうか。
■口内炎は歯科医院で診てもらえる!
口内炎はお口の中の乾燥や細菌によるもの、歯列矯正の器具の影響など、口腔内や消化器など体内の環境などが影響して生じます。小さなものでもお口の中に口内炎ができてしまうと鋭い痛みなどを生じ、不快な気持ちになってしまいますよね。
歯医者さんは、口腔領域の専門家なので、実は歯だけを見るのではなく、舌や頬、咽頭部などお口の中のさまざまな部位の状態を診てもらうことができます。口内炎も歯医者さんで診てもらうことが可能です。歯医者さんで診てもらうことで原因を見つけ、それに応じた治療やアドバイス、痛みを和らげるための薬や、治りを早めるための治療などもしてもらえます。
■口内炎の原因や種類
口内炎の原因はひとつではなくさまざまです。主に栄養不足やストレス、免疫力低下をはじめ、お口の中を噛んでしまうなどの物理的な刺激によるもの、ウイルスによるものなどですが、なかには原因不明な口内炎もあります。口内炎が他の病気の症状のひとつとして起こることもあるので、長引く場合は注意が必要です。
①アフタ性口内炎
一般的にもっとも多くみられる口内炎で、ストレスや栄養不足、粘膜の損傷などが原因で起こります。円形、あるいは楕円形の白っぽい潰瘍が特徴です。
②カタル性口内炎
粘膜の損傷や火傷、薬物による刺激など、物理的な刺激が原因で起こります。お口の中の粘膜が赤く腫れたり、水疱ができることもあります。唾液の量が増える、口臭が発生するなどの症状が出ることもあり、十分に治癒するまで痛み続けるので不快感も大きくなります。
③ウイルス性口内炎
その名の通りウイルスに感染することが原因で起こります。ヘルペス性口内炎・カンジダ性口内炎などがあり、お口の中にただれ、びらんを生じます。
④アレルギー性口内炎
アレルギー性口内炎は、金属や薬、食品などにアレルギー反応を起こすことで、お口の中の粘膜の炎症が起こります。
⑤ニコチン性口内炎
「ニコチン性口内炎」は、口腔内が長期間熱にさらされることが原因で起こります。お口の中の舌や粘膜に白斑ができてがんに変化するなど恐ろしいリスクもあります。喫煙習慣がある方は特に注意が必要です。
■まとめ
口内炎が頻繁にできる方や長引く方、痛みがあって早く治したいという方は、お気軽にご相談ください。口内炎には稀に他の病気が潜んでいる可能性もあるので、早めに相談することをおすすめします。