実は怖いいびき!睡眠の質を改善しよう

こんにちは。杉並区浜田山 ワイズ歯科です。

 

今回は睡眠の質についてのお話しです。

皆さんはいびきをかいていると指摘されたことや、かいているという認識がありますか?いびきをかく方は比較的多く、ごく自然なことだというイメージがありますよね。また、お酒を飲んだ日や風邪気味、疲れている時などだけいびきをかくという方もいます。そんな何の問題もなさそうないびきですが、実は怖い病気が隠れている可能性があるのです。

 

いびきをかく原因は?

寝ている間、力が抜けた舌がのどの奥の方にだらんと落ち込みます。それにより気道が狭くなり、狭くなった部分を空気が通過するため、のどが振動して音がでることによっていびきをかきます。もともと日本人は、あごが小さい人が多く、肥満や飲酒によってさらにいびきをかきやすくなります。また、平成生まれ以降の小児のあごの成長に何か問題があって、小さいあごのお子さんが急増しています。

 

危険ないびきは?

前述したように、お酒を飲んだ日や風邪気味、疲れている時などだけいびきをかくという方はそこまで危険はありませんが、慢性的にいびきをかいている方や、大きな音のするいびきをかいている方は要注意です。鼻の疾患によるものであったり、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

 

睡眠時無呼吸症候群って?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は空気の通り道である上気道がふさがれることで息ができなくなる病気です。肥満気味の中年男性に多いというイメージがありますが、やせている人やあごの小さい子ども、女性でお悩みの方も少なくありません。首が太くて短い人、舌や舌の付け根が大きい人、下あごが小さい人、あごが後退している人など、体型的に気道がふさがれやすい人がかかりやすい特徴があります。

 

どんな症状があるの?

睡眠時無呼吸症候群その名の通り眠っている間に呼吸が止まってしまい、10秒以上呼吸が止まる「無呼吸」や、呼吸が弱くなる「低呼吸」などの状態のことをいいます。それにより、寝ても疲れが取れない、口が渇く、頭がスッキリしないなどの弊害が起こります。さらに、呼吸が止まるということは、最悪の場合死に至る可能性もある怖いものなのです。

 

歯科医院でも改善のお手伝いができます

重度の症状の場合には医療機関での専門的治療が必要となりますが、軽度の場合には歯科にて改善のお手伝いができる場合もあります。お口の状態に合わせたマウスピース型の装置を睡眠時に使用し、舌がのどの方に落ち込むのを防ぐことで無呼吸状態になることを防止します。お子さんから成人まで状況に応じた対応が可能です。

 

大きないびきをかいていたり、睡眠時無呼吸症候群にかかっていると、自分の身体へ負担がかかるだけでなく、周りの家族にも迷惑をかけてしまうこともあります。いびきを指摘されたり、思い当たるという方、歯科でも予防・改善のお手伝いができる可能性があります。ぜひ当院へお気軽にご相談ください。

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