病態の原因としての生活習慣・癖その3
『顎を動かすとカクカク鳴る』、『顎が痛い・頭が痛い』、などの症状は、『ある生活習慣』が原因となっていることをご存知でしょうか?
『顎を動かすとカクカク鳴る』というご自覚が無い場合も多く、予備軍ともいえる方も含めると、きわめて多くの患者さまが顎の関節に何らかの症状をお持ちです。
これらの顎関節症は、普段の睡眠時の姿勢(寝相)が原因となっていることが多々あります。
その2にあった『うつぶせ寝』が習慣となってしまいますと、頭の重みで顎関節に負担がかかり続けます。
睡眠時の姿勢(寝相)とまくら選びは健康の基礎としてきわめて大切ですが、かみ合わせを治療することやマウスピースつくりに夢中な医療者が多い昨今のようです。
かみ合わせ治療と称して歯を削る前に、マウスピースを作製する前に確認するべき事項がいくつもあります。穴の開いたバケツの水漏れを解決するには、何をすれば良いでしょうか?
穴の観察・原因の考察無くしてただ穴をふさいだところで、もし解決したとしてもそれは偶然(まぐれ)でしかありません。原因の考察(診断)無くして、事象の解決(治癒)はありえません。プロ野球の世界では3割打者は一流選手ですが、医療の世界では3割の治癒率では到底信頼して頂けないでしょう。
生活習慣を改善したい場合には、患者さまご自身と周囲のご家族や友人の理解と協力が不可欠です。成人同様、成長期は特に注意が必要です。睡眠時の良くない習慣の蓄積の結果、容易に歯並びが乱れお顔をゆがめてしまいます。


