根管治療
CAD/CAM時代の審美歯科治療 のお話し
本年の夏に国内最大規模のスタディグループ、SJCD会長日高豊彦先生の研修会に参加して最新の審美歯科治療について研修して参りました。講師の日高先生とは、4年前の夏、浜田山ワイズ歯科の開院準備期間中にオフィスを見学させていただいたご縁がありました。
審美歯科治療も、他の歯科治療と同様『永続性Longevity』が求められます。
いくら『見かけ上美しい』ものを装っても、時間経過という過酷な環境の中では無力、やがて真実は何かを語るでしょう。
CAD/CAMやE-MAX、材料や技術が進化していく中で、決して忘れてはならないこと・・・見失わないように守っていくべきもの、溜息が出るほど美しい症例の数々に感激したことを思い出しました。
第7期行田塾 のお話し
根の治療から1年7か月 のお話し
本日いらした50代男性の患者さま、初診は今から1年7か月前、下奥歯がズキズキ痛んで(左の写真;青い円)の来院でした。その際にはお痛みの原因となっていた歯の
根の治療の後、新しいブリッジを装着しました。本日はそのブリッジが外れていらしたのですが、それもそのはずです。このブリッジは仮着(仮止め)用のセメントで装着していました。
仮 着3ヵ月後に咬み合わせ・セメントの状況などを確認してから長期使用耐性のあるセメントで再装着する予定でした、もちろん患者様にも了解済みでした。あん なにひどく痛み、レントゲン写真にも大きな影を認めた歯根の病変でしたので、しっかりとした根の治療と適切な機能(咬み合わせ)の回復及びブリッジ装着後 のメンテナンスが必須です。何故なら、 咬み合わせは経年的に変化していきますので、良好な治療経過を維持していくためには、その変化に対応していくことが欠かせません。
しかしながら患者さま曰く、当初のお痛みも消え去りブリッジもとても快適だったとのこと、仮止めのこともメンテナンスのこともすっかりお忘れのご様子でした。私たちの心配とは裏腹に、歯 根の大きな病巣は良好な術後経過であることを知ることとなりました。
ご自分の歯を1本でも多く守っていくためにその1 のお話し
「奥歯が痛いんです、今まで何度も診てもらったけれど・・・先生どうしてでしょう?」
当院に初診でいらした時には、青〇のように根の先端に影がありました。今までに、痛みが出るたびに何度も根の治療をしているとのお話しでした。再治療のたびに、クラウンとコア(土台)を削って外すことになりますから歯の根が薄くなってしまっています。
歯の根の治療後にも痛みが続く場合には、咬み合わせ(力)の影響・根の破折(ひび割れ)・根の治療自体の問題などが考えられます。
力の影響が大きい場合は以前に紹介したとおりですが、今回は破折の疑いもあったので確定診断のためにクラウンを除去して根の状態を確認しました。幸いにも
ひび割れはありませんでした。根の内面をよーく観察してみたところ、第2根管が見つかりました(ピンクの⇒;白い線が2本見えます)。この歯の神経は1本
の幹であることが多いのですが、2本目がある場合にはしっかり見つけて適切に処置をすること必要です。これでお痛みは消え去ってひと安心、たいせつな歯を
救うことができました。
このように適切な診断・処置を積み重ねることによって、1本でも多くご自身の歯を守って『充実した食生活』を送っていただきたい・・・それが私たちの願いです。







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