歯科治療
病態の原因としての生活習慣・癖その1 のお話し
本日はいわゆる寝相、睡眠時の姿勢についてのお話しです。
かつて、眠りが深くなるとか頭の形がよくなるなど、うつぶせ寝が流行した時代がありました。その後ヨーロッパやアメリカでも、生後数か月の赤ちゃんが突然死んでしまう「乳幼児突然死症候群(SIDS)」が問題になり、現在では日本でもうつぶせ寝は危険という認識が一般的になっているようです。
歯科に関連するところでは、睡眠時の姿勢が良くないと歯並びを歪めてしまうだけでなく、顎を歪め、お顔を歪め、顎関節症や頭痛の原因となることがわかっています。
浜田山ワイズ歯科 のお話し
浜田山ワイズ歯科の開院は2007年12月でした。開院当初から定期検診などで来院している当時小学低学年のお子様と、「もう6年生になったんだね!」などとその成長ぶりに驚く会話が増えてきました。
浜田山ワイズ歯科は、いわゆる分院展開型(複数の関連医院に雇われ院長が配属されている)の医院ではありません。歯科医師は院長と副院長の2名、熟練の歯科衛生士・歯科技工士とチームを組み、すべての診断・処置など責任をもって対応させていただいております。従いまして『My デンタルクリニック(かかりつけ歯科医)』として『長いおつきあい』となる患者さまがほとんんどです。(より高度な診査、診断などが必要な際には、連携する病院や診療所をご紹介いたします。)
当院の基本理念として、包括歯科医療を目指しています。『ひとりの歯科医師がすべての診断・治療をハイレベルで行う』ことが理想的であり、あらゆる専門分野に精通してはじめて、それぞれの分野をコーディネートしていくことが可能になると考えます。時間・費用などを考慮しても、患者さまにとってのメリットは計りしれませんし、もちろんその理想にむかって研鑚を積む努力を惜しみません。
歯科も専門医療に細分化されていく方向にあることは当然理解しています。だからこそ、専門医に治療を委ねる場合の理由が問題です。『知識・技術がないからできない』のと、『知識・技術がある(リスクもよく理解している)からこそしない』のとでは全く意味が異なるのではないでしょうか。
包括歯科治療は、『なぜ病態(症状)となったのか』あるいは『なぜ治らないのか』診査をし、『原因』を診断し、『患者さまにとって最適な方法を選択・ご提案する』という当たり前のことを当たり前に実践しているにすぎません。むし歯・歯周病・小児歯科・矯正歯科・口腔外科・義歯・インプラント・咬み合わせ・姿勢バランスなどあらゆる分野の知識・技術を総動員して最短距離でゴールへ向かいます。審美歯科についても特別な分野ではなく『機能を追求すれば美しい形となる』、妥協のない問題解決を積み重ねた結果と考えています。今後も日々改善と研鑚を積んで参ります。
頭痛と歯科その3 のお話し
軽度の痛みが持続する緊張型頭痛でお悩みの方の中には、顎を動かす機能に関連する筋肉の痛みが原因となっている方々が少なからずいらっしゃると考えられます。顎の関節に関係する痛み、いわゆる「顎関節症」の痛みは左図の筋肉の緊張が影響していることがわかっています。
主に歯ぎしり・食いしばりによる過度の負担が「側頭筋」や「咬筋」の緊張を引き起こし、痛みを感じます。顎関節関連の痛みは、顎顔面周囲の痛みの約10%と報告されています。
頭痛と歯科その2 のお話し
マガジンハウス社の雑誌「Tarzan」最新号で『頭痛』について特集されていましたね。今回は頭痛の分類についてです。いわゆる『頭痛』は、現在のところ以下のように分類されています。(代表的な分類のひとつです)
1)緊張型頭痛
2)群発頭痛
男性に多い、一時期に集中した激痛
3)片頭痛(へんずつう)
おもに若い女性、脈打つ様な強い痛み
4)血管障害性頭痛
脳内出血、脳梗塞などを伴う頭痛。1)から3)と違い生命に関わる例もあるため早急な処置が必要。手足のしびれ、ろれつが回らないなど随伴症状も。
5)その他
どんな医療行為もまず正しい診断が大切です。昔は偏頭痛(へんずつう)と呼ばれて原因不明か精神的な原因ととらえられていた時代がありましたが、最近では上記のような分類もされて、頭痛の原因が次第に特定されてきています。
1)の緊張型頭痛は頭痛の中でも最も頻度が高く、以前から当院が注目しているものです。おもに40代以降の方に多くみられ、軽度の締め付けられるような痛みが持続・継続するという特徴があります。
なぜ歯科と頭痛が関連があるの?と疑問をお持ちの方が多いのではないかと推測しますが・・・・・キーワードは「顎関節症」と「歯周病」、「咬合(咬み合わせ)」です。 つづく
噛み合わせと全身の関わりその1 のお話
先日NHK総合テレビ「ためしてガッテン」で興味深い特集がありました。
2011年2月9日の放送は、「噛むこと」は「脳の活性化」に関係していること、「噛み合わせ」は「姿勢や全身のバランス」に影響していることなど、「歯(噛み合わせ)や顎の機能は全身の健康につながっている!」といった内容でした。特にプールでの実験は、『咬み合わせが姿勢・バランスに影響している』ことが一目瞭然でしたね。
当院では日常の診療の中でも『噛み合わせ』に特に力を入れております。たった1本の歯を治療する際にも『噛み合わせ』を慎重に診ていく必要があります。(2009年6月21日のブログ記事もご参照ください)
2011年の年賀状その1 のお話し
歯科治療はチームプレー、良質な歯科治療は歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士・歯科助手など
のプロフェッショナルな仕事のコラボレーションの元に成り立っています。
当院と審美歯科治療をコラボしている国内屈指の歯科技工士?氏から新年の賀状を頂戴しました。(2009年2月1日ブログ参照)?氏は母校で講師を務め、昨年も講演会や専門雑誌等に症例を披露するなど大活躍でした。賀状全面にプリントされた?氏の作品(敢えて作品と表記します)、その美しさに圧倒されました。同じ価値観・方向性を共有しながらより良質な仕事を追及していく事が出来るパートナーのお一人です、本年も宜しくお願いします。
頭痛と歯科その1 のお話し
杉並区浜田山駅前のワイズ歯科、院長の瀬戸です。
現在、日本では約3000万人の方が頭痛に悩んでいると言われています。頭痛でお悩みの方が最初に歯科医院を受診することは少ないかもしれません、私の臨床経験では以下のような経過をたどって歯科を訪れる方がほとんどです。
1】歯の痛みを感じるが様子をみる
2】歯の痛みが軽減せずにだんだん強くなってくる
3】歯の痛みと同側の頭が痛い・目の奥の方が痛くなってきた(腫れた)
このようなケースでは、歯から痛みが始まっている・歯に穴が開いている(むし歯)・歯茎が腫れている(歯周病)等の自覚症状によってご自身の判断で歯科を受診することになります。しかしながら近年の研究では、約3000万人の頭痛でお悩みの方々の中に上記のような典型的なケースではないのに、歯や咬み合わせが頭痛の原因になっている方が少なからずいらっしゃることが分かってきました。
明日19日と20日、都内で日本頭痛学会総会が開かれます。

むし歯探知装置 のお話し
先月、2010年8月より、最新の光学式むし歯探知装置を導入しております。
この最新の装置、レーザー光を歯の表面へ照射することで、表層下のむし歯や歯と歯のあいだなど隠れたむし歯を検出します。レーザーといっても歯質へのダメージはないので安心です。
早期発見した初期のむし歯を治療するか、それとも削らずに経過観察するか・・・判断が難しいことがあります。そのようなケースでも、検出した数値が低い場合には歯を削らずに定期的なPMTC(歯のクリーニング)とホームケアで管理していきます。
その後の定期検診(メインテナンス)でご来院時に、その部分の測定をして数値を記録していきます。数値に増加傾向が無ければ、むし歯があっても削らずに引き続き経過観察していきます。
この装置、むし歯を数値と音で知らせてくれるので解りやすいと患者さんにも好評です。むし歯治療の判断基準を患者さまと共有して、安心・納得の診断と治療を実践することが出来ます。
口腔内写真は何のため?その2 のお話し
規格性のある、精度の高い口腔内写真は重要な情報を多く含んでいますが、撮影後にはどのように生かされているのでしょうか?
1)患者さまと共有する
初診時・治療途中・治療後など様々な場面で撮影、記録し大切に保存します。患者さまの現状を御本人に見ていただくことによって、診断の理由や治療方針などを理解する際の手助けとなります。さらに術前・術後の写真を比較をすることで治療効果を視覚的に確認することも可能となります。また、他の患者さまと似た状況であれば、その方の写真を供覧することで具体的な処置・処置後どうなったかなどをあらかじめ知ることが可能となります。
この過程を日常的に行うか否かで歯科医師のレベルが大きく変わるといわれています。3)にも関連しますが、写真を診る目を養うことで診察のレベルが上がっていきます。精度の高い口腔内写真があれば、たとえ診療終了後でも休日であってもその気さえあれば好きな時間に何度でも診察できるわけです。結果的に日々研鑽・研修していることになり、深い洞察力、診断力が養われます。
スタディグループ・学会等で症例報告、あるいは専門雑誌に論文投稿する際や書籍を出版する際に必須となります。
口腔内写真は、その有効性や意義を理解している医師の立場としては撮影しない理由が見当たりません。レントゲンのような被爆もありませんし、利用の仕方次第で医師・患者さま双方に大きな利益をもたらします。医療の現場では『記録を残していく』行為はきわめて重要なのです。 つづく
口腔内写真は何のため?その1 のお話し
歯科医院でx-ray写真(いわゆるレントゲン写真)を撮影したご経験のない方は少ないはずです。x-ray写真は我々の目に見えない部分を視覚化し、診断のための情報を補足してくれるからです。
しかしながら、口腔内写真を撮影したご経験(CCDカメラを除く)のある方は少ないかもしれません。規格性のある、精度の高い口腔内写真は直視した場合(いわゆる視診)よりもはるかに有用なことも多いのですが、コンスタントに口腔内写真を撮影する歯科医院(歯科医師)は少ないのが現状です。
それにはいくつかの理由があります。撮影の難易度が高い・研修する機会がない・手間がかかる割には保険点数が低いなど、が考えられますが、日常的に継続していくにはハードルが高いのかもしれません。
それ故に、採算を顧みず口腔内写真を診察に生かし、臨床にフィードバックしている医院(医師)は、きわめて前向きに診察に取り組み研鑽を続けている、すなわち信頼できる歯科医院といえるのではないでしょうか。 つづく
第7期行田塾 のお話し
歯周病と全身の健康 のお話し
講演会@新宿
今日は、講演会に参加してまいりました。晴天のなか朝9時から約7時間の長丁場でした。プロジェクターから映し出されるスクリーンの映像(症例)のためには照明も窓からの光もNGですので、ほぼ暗闇の世界です。昼休みとコーヒーブレイク時のみブラインドが上がって写真のような光景が疲れた脳を癒してくれました。
テーマは歯科用CT、インプラントはもちろんのこと日常臨床のあらゆる場面で活躍します。一般の医科用とは違う歯科特有の諸条件をクリアーしたCT が各社から販売されていますが、有能かつ超高価な歯科用CTをいかに生かしていくかは使用する術者(歯科医師)次第、もちろんそれはCTに限ったことではありません。デジタル化は医療従事者、患者さま双方に多くの福音をもたらしますが、デジタル化するだけですべてが劇的に解決するわけではありません。2D から3Dへ、3Dになったことで新たに見えてきたものは・・・

2009 シルバーウィーク @台湾その4 のお話し
根の治療から1年7か月 のお話し
本日いらした50代男性の患者さま、初診は今から1年7か月前、下奥歯がズキズキ痛んで(左の写真;青い円)の来院でした。その際にはお痛みの原因となっていた歯の
根の治療の後、新しいブリッジを装着しました。本日はそのブリッジが外れていらしたのですが、それもそのはずです。このブリッジは仮着(仮止め)用のセメントで装着していました。
仮 着3ヵ月後に咬み合わせ・セメントの状況などを確認してから長期使用耐性のあるセメントで再装着する予定でした、もちろん患者様にも了解済みでした。あん なにひどく痛み、レントゲン写真にも大きな影を認めた歯根の病変でしたので、しっかりとした根の治療と適切な機能(咬み合わせ)の回復及びブリッジ装着後 のメンテナンスが必須です。何故なら、 咬み合わせは経年的に変化していきますので、良好な治療経過を維持していくためには、その変化に対応していくことが欠かせません。
しかしながら患者さま曰く、当初のお痛みも消え去りブリッジもとても快適だったとのこと、仮止めのこともメンテナンスのこともすっかりお忘れのご様子でした。私たちの心配とは裏腹に、歯 根の大きな病巣は良好な術後経過であることを知ることとなりました。
先生、前歯が折れました・・・その2 のお話し
今までほとんど虫歯のなかったwさん、20代の男性です。当院を訪れたのは不慮の事故で前歯2本を折ってしまったからでした。(2009年3月2日のブログも参照ください)左の写真は治療後のものです。(どの歯を治療したかわかりますか?)
下は初診時で、この不幸な出来事に対するショックは察して余りあるご様子でした。折れてしまった歯の範囲が大きく、歯の神経を残すことが出来るか厳 しい状態でした。可能な限り神経を守ることと、最終的には事故以前の状態のように見た目と機能を回復することをお約束して治療をスタートしました。まだお 若くご予算はあまりかけられないとのことでした、すべていわゆる保険のきく範囲で治療を実施、審美と機能を回復しました。最善を尽くし、2本の歯とも神経 を残すことが出来ました。予想以上の自然な仕上がりに驚いたご様子、やがて笑顔とともに感謝のお言葉を頂戴しました。これからはメンテナンスを継続して、 より良い状態を今後も維持していきましょう。(いつも妥協のない仕事を追求するM氏作)
2009 シルバーウィーク @台湾 のお話し
台北も都内と同様、数多くの牙醫診所(歯科医院)が目に留まりました。セブンイレブンとファミリーマートがワンブロックに何店舗もあるので、コンビニの店舗数より歯科医院のほうが多い・・・という都内のような事態にはなっていないようでした。 それにしてもコンビニの多さには驚きましたが、未知の異国の地では見慣れた看板やネオンサインを見かけるとほっとしました。 つづく
9月の連休は、台湾(台北)で過ごすことになりました。台北の市街地を歩いたり、TAXIで移動する際に目に映る景色は漢字表記の看板が多い〈当たり前ですが)こと以外は何ら違和感が無く、8月の東京のような気候と相まって、まるで都内にいるような錯覚を覚える程でした。
お別れの季節・・・ のお話し
以前にも書きましたが、「ストリーム」が今日で終わってしまいました。 http://www.tbsradio.jp/st/2009/03/317_6.html
たまたま本日、その「ストリーム」の制作にも携わっていた九大からの友人Mクンが治療に来ました。ちょうど1年前に治療のために来院して以来、久しぶりに再会したMクン。お互いの近況を話しているとき、テレビからラジオの現場に移っていたことを知りました。元々「ストリーム」、「カキーン」などのリスナーでしたので、その制作現場にいることを知ってからそれまで以上に応援していました。ほんとうに素晴らしい番組でしたし、こんなにも惜しまれつつ人気番組が終わっていく瞬間に初めて立ち会いました。一ファンとして番組終了の「なぜ?」については、現場にいるMクンから今日聞いて納得しました。
※Mクン、お土産ありがとう。これからもリスナーに愛される番組をつくっていってください。
そして今日、もうひとつのさようならがありました。当院のスタッフが一人、夢に向かって旅立って行くことになりました。Yさん、開院当初からワイズ歯科を支えてくれたことを感謝します。いつでも遊びに(治療に)来て下さい、Yさんらしく新しい世界でもご活躍くださいね。
今週も勉強会 のお話し
今日も勉強会に出席してきました、先週の雨模様の横浜とは対照的に快晴でした。
会場の窓からは、取り壊しで最近話題になっていた旧東京中央郵便局や再開発工事の進む東京駅丸の内駅舎前が目下に見えました、が・・・。
今日もそんな景色に見とれている暇は無く、午前10時から午後5時過ぎまでみっちりお勉強です。それもそのはずです、今まで数多くのセミナー、学会に出席してきましたがこれほど内容の濃い勉強会は久しぶりでした。あるひとつのテーマについて1日のみの勉強会なのですが、臨
床応用出来る範囲が多岐にわたるため、義歯・インプラント・欠損補綴の考え方・受圧と加圧・咬合・補綴・歯周外科など、歯科のあらゆる分野を熟知・経験していないと正しく理解できないのです。
そんな勉強会ですから、北海道から沖縄までまさに日本全国から志の高い歯科医師が休日を返上して集まっていました。
キーワードのひとつは『ユニバーサルデザイン』。「優しく」「美しく」「使いやすく」なければ患者さまに受け入れてもらえるはずがありません。そして「新素材」がもたらす福音、新しいものがすべて良いわけではありませんが、情報に流されることなく
その真の姿を見極めながら慎重に取り入れていきたいと思います。詳細はまた後日、症例を交えてお話しして参ります。
「ZOO」でらくらく治療 のお話し
本日の午後にご予約だった患者さま、今回は急にご変更いただきましてご迷惑お掛けしました。今後は可能な限り早くお知らせして参ります、ご協力ありがとうございました。
本日は、当院で大活躍の「ZOO(ズー)」のご紹介です。当院で治療を受けられたことのあるほとんどのお子さまは、すでに経験済み・お馴染みの道具ですね。
この「ZOO」は、むし歯や根の治療の際にお口を開いている間に溜まってしまう唾液を吸い取ってくれる装置です。唾が溜まらないので呼吸が楽ですし、治療後のばい菌が居なくなったところを出来る限り唾液で濡らさない(感染させない)という医学的な配慮もあるのです。お口を開いているだけでらくらく治療なうえに、そんな効果もあったのですね。
ご自分の歯を1本でも多く守っていくためにその1 のお話し
「奥歯が痛いんです、今まで何度も診てもらったけれど・・・先生どうしてでしょう?」
当院に初診でいらした時には、青〇のように根の先端に影がありました。今までに、痛みが出るたびに何度も根の治療をしているとのお話しでした。再治療のたびに、クラウンとコア(土台)を削って外すことになりますから歯の根が薄くなってしまっています。
歯の根の治療後にも痛みが続く場合には、咬み合わせ(力)の影響・根の破折(ひび割れ)・根の治療自体の問題などが考えられます。
力の影響が大きい場合は以前に紹介したとおりですが、今回は破折の疑いもあったので確定診断のためにクラウンを除去して根の状態を確認しました。幸いにも
ひび割れはありませんでした。根の内面をよーく観察してみたところ、第2根管が見つかりました(ピンクの⇒;白い線が2本見えます)。この歯の神経は1本
の幹であることが多いのですが、2本目がある場合にはしっかり見つけて適切に処置をすること必要です。これでお痛みは消え去ってひと安心、たいせつな歯を
救うことができました。
このように適切な診断・処置を積み重ねることによって、1本でも多くご自身の歯を守って『充実した食生活』を送っていただきたい・・・それが私たちの願いです。
お子さまとPMTC のお話し
それは昨年の夏のことです、彼は泣きじゃくりながら当院にやってきました。以前の歯科医院で治療をした同じ所が腫れたので心配、とお母さま。5歳の男の子です、ひとりで治療台に座って治療ができるお友達が多い年齢ですが、お子さまの成長は個人差がありますから、まずはお口を開けてもらうトレーニングから始めました。
時間はかかりましたが少しずつ慣れて、 何とかひとりで治療ができるようになりました。
そんな彼のお気に入りは「PMTC」。いつもきれいなピカピカの歯になって帰ります。彼が心を開いてくれたのは、このPMTCがきっかけでした。「歯医者さんは痛い事をする!」と、信じて疑わなかったN君、今日も上手にできました。だって気持ちいしきれいになるから、「早くやってね。」と、いつものようにこちらが急かされてしまいます。
インプラントと部分矯正 のお話し
奥から3本目(左上の写真;左から3つ目、右上の写真;青丸印)がむし歯で折れたものの、不自由さを感じないのでそのまま数十年経ちました。そのため奥から2本目が手前側に倒れこんでしまっています(左上矢印)が、ご本人は気付きもしませんでした。無理もありません、日常生活には何ら問題がなかったからです。当院にいらしたのは、一番奥が歯周病で「グラグラして咬めなくなった」からでした。残念ながら一番奥は救うことが出来ませんでしたが、歯を失ってしまったところに1本のインプラントを 植立させていただくことによって、劇的に環境を改善するこができました。最小限の介入(本数)で最大限にインプラントの利点を活用することを常に心掛けていますから、倒れた歯の矯正にも役立ってもらいました。これで折れてしまった部分に本来の歯形を取り戻すことが出来ました(下;青丸印)、赤丸印は大活躍のインプラントです。インプラントを適切に診断・活用することによって「シンプルに、かつ大幅に治療期間を短縮」することができるようになりました。これでしっかり快適に咬めて、ゴルフも絶好調ですね!
生え換わる乳歯もたいせつですその2 のお話し
仕上げ磨きをしてあげる際にお子さまのお口の中を覗くときには、以下の3点に注目してみましょう。
●一つ一つの歯について
●歯の数について
●歯の生えている位置について
きょうは一つ一つの歯とその数について。まず、左の写真は「生えてきた大切な歯をむし歯にさせないために」どうすればよいかを考える際の参考になります。
次によくある質問『乳歯の生えてくる時期はいつころかしら?』にお答えします。
<乳歯の生えるまで>
1、妊娠1、2ケ月頃・・・お母さまのおなかの中で歯胚(乳歯の芽)が準備されはじめます
2、生後6か月頃・・・しっかりとした乳歯が前歯から順番に生えはじめます
上より先に下の前歯が最初に生えるのが一般的です
3、3歳頃・・・すべての乳歯が生え揃う時期です、全部で20本です
上記は、あくまでも平均的数値ですので個人差があります。ちょっとしたことでも気になることがあればご相談くださいね。 つづく
※衛生病院のママ友のみなさん、お元気ですか?ご参考になりましたでしょうか??今後も情報発信して参ります。
先生、前歯が折れました・・・ のお話し
それはお若い女性でした。思いがけない事故で、上の前歯2本が写真のような状況で来院なさいました。不幸な出来事に対するショックと、この後どうなってしまうのか不安でいっぱいのご様子でした。
不幸中の幸いだったのは、比較的先端側で水平からやや斜めに破断したことでした。打撲のお痛みはあったものの、歯と神経は何とか救うことが出来ると判断しました。そのことをお伝えして、その日のうちに見た目を仮修復しましたので
、ご安心いただいてお帰りになりました。後日、お約束通りたいせつな歯と神経を守ったまま被せるための最終処置に入り、つい先日下の写真のように終了しました。
帰り際に、患者さまから「笑顔」と「感謝のことば」を頂戴しました・・・ワイズ歯科のスタッフ共々とてもうれしい瞬間でした。
※制作者のM君、厳しい諸条件の中で最高の仕事が出来たと思います。(下の前歯が(赤い印の歯)前方に飛び出していなければ、さらに最小限の処置が可能でした)
歯を失ってしまった場合の治療方法その3 のお話し
50代前半で既に右下の奥から3本、 左下奥は1本、大切な歯を失ってしまいました・・・「部分入れ歯がどうしてもなじめないの、もっとしっかり咬めるようになりたいわ」とおっしゃる患者さま。
失ってしまった歯とその機能を回復する治療方法については、以前にもお話ししました。今回は左下奥歯に注目します(向かって右側の下です)。左下一
番奥にはかなり痛んでしまい、2本に分かれた状態で大臼歯の根だけがありました。大切な最後方臼歯です、ブリッジの橋げたには耐えられそうにありませんし
かなり厳しいですが、何とか保存してさしあげたい・・・上あごにはすべてのご自身の歯がしっかり残っていますので、咬んだ際に加わる上からの力を下の奥歯
でしっかり受け止めることができる治療法であることが不可欠です。
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つづく
※いつも気合い入ったマージン適合命のデンタルテクニシャンM君、Happy birthday!!(1日遅れたけれど)
入れ歯だってPMTC! のお話し
本日は、義歯(入れ歯)の清掃のお話しです。杉並区浜田山ワイズ歯科には、お子様から御高齢の方まで幅広い年齢層の患者様が来院なさいます。
入れ歯になったらお口の中の清掃が必要なくなるわけではありません。取り外し式の入れ歯もお体の一部分です、ご家庭での洗浄剤は「ピカ」をおすすめしています。
来院時には、歯科医院専用の義歯洗浄剤を使用して超音波洗浄を行います。上が洗浄前(初診時)、下が洗浄後(初診終了時)の義歯です。患者様は初めての
体験のご様子でした、見た目も美しくなって喜んでお帰りいただきました。
「PMTCは予防の要」・・・ご自身の歯も補綴物(入れ歯やクラウン・ブリッジなどのかぶせ物など)も同じです。
歯を失ってしまった場合の治療方法その2 のお話し
杉並区浜田山ワイズ歯科です。前回は、欠損補綴の方法、4種類についてでした。奥歯から3本以上の欠損(歯を失ってしまった)状態の場合には、インプラント治療がきわめて有効です。
その1から登場いただいている写真の患者様は、左下の奥歯を4本失っておいででした。しばらくは右側や前の歯でなんとかお食事していましたが、上の前歯が折れてしまいました。左奥の分の負担が前歯に集中したのでしょう、頼みの前歯も危うくなってお困りとのことでワイズ歯科へおいでになりました。義歯(入れ歯)、ブリッジ、インプラントそれぞれに長所・短所があります。インプラントも万能ではありませんが、隣接する歯を傷つけずにしっかりと噛める機能を回復することが可能です。それがインプラント治療の大きなメリットのひとつです。
患者様はインプラントを選択なさいました。喫煙の習慣が影響したために治療期間が予定より数か月
延長することになりましたが、節煙に努めていただき、マイナーな軌道修正が必要ではあったものの、大きなトラブルは回避することが出来ました。良い治療結果は、患者様のご協力無くしては成し得ないといことを改めて実感しました。また、治療後の良い状態をより永く維持していただくために、定期的に来院していただいてチェックアップとメンテナンスを継続していくことがきわめて大切です。
治療はひとまず終了しました、これからメインテナンスがスタートします。Nさま、お疲れ様でございました、今後も当院のDr、DH(歯科衛生士)と2人3脚で頑張っていきましょうね。
マウスピースは大切ですその2 のお話し
杉並区浜田山ワイズ歯科です。昨日の来院時にお持ちいただいたマウスピースの拡大写真がこちらです。私の診断とお話しした言葉を信じて6か月ほどお使いいただいた結果、強く擦れあっている部分には白く傷が入っているのがわかります。一番奥の歯(マウスピースの一番下の方)で擦れあった部分には穴があきました。マウスピースが擦り切れるほどの大きな力が歯に加わっていたのですね。
昨年末、痛かった両方の奥歯の症状はすっかり消え去って、割れてしまったマウスピースを新しく作製してほしい!とのご依頼での1年ぶりの来院でした。無闇に歯を削ったり、歯の根の再治療をすることなく(根の治療も少なからず歯を削ることになります)お辛かった症状を取り除くことができました。私が見立てた診断の意味を、時間をかけてご理解いただき、私たちへの信頼を深めていただく結果となりました。
マウスピースは大切ですその1 のお話し
こんばんは、杉並区浜田山ワイズ歯科院長の瀬戸です。今日は1年ぶりに来院なさった患者様のお話しです。その方がはじめていらしたのはワイズ歯科を開院
して3日目のこと、奥歯が痛いとのことでおつらそうな様子でした、しかも右も左も両方が痛むと。よくお話しをうかがうと、左側は歯の神経の治療をしてからも痛みが残り、すでに2回も同じ歯の根の再治療をしているとのことでした。再度、根の治療をして痛みを取り除いてほしいと訴えていらっしゃいました。
ご本人のお話しとレントゲン等の精密検査を総合的に診断した結果、根の再治療のメリットは少ないと判断しました。その旨をお話ししたうえで、マウスピースをお使いいただくことをご説明しました。しかし患者様は半信半疑のご様子でした・・・根が痛いのに何故マウスピースをするのかしら?? 明日へつづく
登竜門受賞! のお話し
こんにちは、杉並区浜田山ワイズ歯科院長の瀬戸です。今日はうれしいお知らせがあります。昨日につづいて歯科技工士さんのお話しです。当院がセラミックの歯をお任せしているL社のI氏が、某大手歯科材料会社の技工コンテスト登竜門において2009優秀賞を受賞しました!登竜門というと若手のイメージがありますが既に10年以上の実務経験があり、技工士学校で講師もなさっている優秀な方です。昨日のI氏同様、勤務医時代にコラボして以来のお付き合いです。
昨年末にI氏から、当院の審美症例(ホワイトニングの後に前歯をきれいに被せました)を発表したい旨の連絡があり、快く承諾させていただきました。現地での講演を拝聴したかったのですが、診察のため残念ながら参加できませんでした。先日、無事授賞式と発表が終わり、発表内容のデータを送っていただいたところです。Iさんおめでとう&お疲れ様でした!私もこれからワイズ歯科でやるべきことがたくさんあります、綺麗な花となって実を結ぶのは少し先になりそうですが・・・そして明日からも宜しくお願いします。







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