Y'sブログ2010年11月

薬で治るの!?歯周病その2 のお話し

前回のその1で 『歯周病が薬で治るの?』 の答えがYESでもありNOでもあるお話しをしました。

YESの理由は、2000年代に入って歯周病原細菌を比較的容易に検出する検査方法が確立されてきたからです。患者さまの歯周病の原因となっている歯周病菌の種類、いわば『犯人は誰か?』を特定することで、その菌に有効な薬を処方する事が可能になりました。それは医科における血液検査など各種検査の後に有効な抗生物質を処方する(服用する)のと全く同様の考え方です。

さらに、歯周病で失われた組織を再生するための治療(再生治療)の際に、ある薬を応用することが有効であることが分かっています。(詳細は次回のその3で)

一方NOの理由は、現在のところ歯周病を『薬の力のみ』で治すことは不可能だからです。

歯科も全身の中で重要な機能の一部分を担っている医療の一分野ですので、『歯科だけ特別にはやく治らないの?・・・』という都合の良い考えは残念ながら当てはまりません。病原細菌をお口の中から可及的に除去するには、従来の治療方法である機械的清掃(歯石取り)を薬とともに実施する必要があるのです。

『歯周病の原因菌に効果が大きい薬』の登場によって、従来の治療法とこの薬を併用することで『治療に必要な期間を短縮』することが可能となりました。これは患者さまにとって大きなメリットであると考えております。

 

杉並区 歯医者 ワイズ歯科 浜田山 歯科医院

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頭痛と歯科その1 のお話し

杉並区浜田山駅前のワイズ歯科、院長の瀬戸です。

現在、日本では約3000万人の方が頭痛に悩んでいると言われています。頭痛でお悩みの方が最初に歯科医院を受診することは少ないかもしれません、私の臨床経験では以下のような経過をたどって歯科を訪れる方がほとんどです。

1】歯の痛みを感じるが様子をみる

2】歯の痛みが軽減せずにだんだん強くなってくる

3】歯の痛みと同側の頭が痛い・目の奥の方が痛くなってきた(腫れた)

このようなケースでは、歯から痛みが始まっている・歯に穴が開いている(むし歯)・歯茎が腫れている(歯周病)等の自覚症状によってご自身の判断で歯科を受診することになります。しかしながら近年の研究では、約3000万人の頭痛でお悩みの方々の中に上記のような典型的なケースではないのに、歯や咬み合わせが頭痛の原因になっている方が少なからずいらっしゃることが分かってきました。

明日19日と20日、都内で日本頭痛学会総会が開かれます。 ys_logo01.gif

杉並区 歯医者 ワイズ歯科 浜田山 歯科医院

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薬で治るの!?歯周病その1 のお話し

歯周病は歯周病原細菌によって引き起こされる細菌感染症であり、同時に生活習慣に関連する生活習慣病でもあるのがきわめて特徴的です。

従来の歯周病治療は、少なくとも数か月、場合によっては1年以上を要することもありました。患者さまの立場になってみると「薬で治らないのですか?」、「もっとはやく治りませんか?」といった訴えをしたくなるお気持ちもよくわかります。

歯周病は薬で治るの?の答えはYESでもありNOでもあります。

歯周病治療は、原因因子の除去と修飾因子(リスクファクター)の排除が必須となりますが、原因因子の除去とは歯周病原細菌の除去のことを意味します。つまり、お口の中の歯周病原因菌を長期的に可能な限り少なくする必要があるわけです。

杉並区 歯医者 ワイズ歯科 浜田山 歯科医院

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12月の休診につきまして

12月2日(木)、16日(木)は研修のため休診いたします。

年内は12月29日12時までの診察となります。

杉並区 歯医者 ワイズ歯科 浜田山 歯科医院

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